さっぽろ住まいのプラットフォームの趣旨
少子高齢社会の進展、マンションにみられる共同居住形態の進展、地球環境問題など、わたしたちの住まいを取り巻く環境は日々変化しております。また、高度情報化社会の恩恵として、住まい手自らさまざまな住まいに関する情報が簡単に入手できる環境が整い、それらを通じて住まいに対するニーズは多様化し、住まい手が「自分らしく住まう」ための条件が整ってきております。しかし、その反面、悪徳リフォームや構造計算書偽造等の事件に見られるように、発信する情報や情報発信元の専門家の不祥事を通じて、住まい手が頼る「よりどころ」が不明瞭になりつつあることも事実です。
このような状況を背景に、「住まいのプラットフォーム」構想は、誕生しました。
「住まいのプラットフォーム」構想は、市民、市民活動団体、公益法人、事業者及び行政機関など、住まいに関わる様々な主体が協働して、横断的かつ総合的に住まいの課題に対応することで、市民の豊かな住まい・暮らしの実現を目指すための仕組みです。
2004年より、札幌市の呼びかけを契機として、住まい・まちづくりに関わる専門団体が集まり「住まいのプラットフォーム検討委員会」を結成し、活動を開始しました。検討委員会は、住まい手や専門家に対する相談・普及啓発・情報提供・調査研究等を通じて、住まい手自らが「住まう力」を培い、「誰もが安心に安全に自分らしく住み続けられるまち」の創造を理念に掲げ、約三箇年に渡る事業の実施や検証等を行い、事業内容や連携体制等の構築を図りました。
NPO法人 さっぽろ住まいのプラットフォーム
山本明惠